当社は昭和54年の創立から今日まで群馬の地に根ざし、緑豊かな自然に囲まれた環境で板金塗装業を営んでいます。キュービクルや制御盤、配電盤、操作盤、分電盤などの板金加工・焼付塗装は当社にお任せください。
STEP1. お問合せ
まずは、当社までお電話もしくはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。その際に、ご希望の製品やご予算等を簡単にお伺いします。
STEP2. お打合せ
お問い合わせ内容をもとに詳しいお打ち合わせを行います。製品仕様やご予算、納期などをお客様のご希望に合わせて調整し、製品仕様書を作成します。
STEP3. 図面作成
お客様からの製品データや図面を基に、アマダ製の2次元CAD/CAMシステム:AP100にて板金加工用の展開図を作成します。最近では、ものづくりのデジタル化が進んできている事もあり、DXFデータで製品図をお預かりする事も増えて参りました。
ものづくりでは、この図面作成が要の工程となります。現場の職人が迷う事なく、確実に良品を製作するべく、作成したデータのチェックは欠かさず現場に流しております。
更に弊社では現場の職人が進捗状況を把握できる工程表も作成しておりますので、作り間違い・製作忘れなどを起こさない環境を整えています。
STEP4. 板金加工
作成された展開図をもとに実際に加工が始まります。
大きな鉄板を 切断(シャーリング)・穴あけ(タレットパンチプレス)・曲げ(プレスブレーキ)、更にはアングルなどの型鋼も専用の加工機(アイアンワーカー)で切断・穴あけを行います。
最新鋭の板金設備を導入して、ものづくりの最適生産に取り組んでいます。特に弊社でメインの製作物は配電盤・分電盤になりますが、大小様々な箱形状の製品になります。この箱形状をなるべく溶接箇所を減らし、曲げを駆使して作れるかによって製品リードタイムが変わってきます。弊社で導入している曲げの機械は、比較的大きな製品まで曲げができるタイプのものを導入しています。
STEP5. 溶接組立
板金加工で仕上がったパーツを溶接しながら組み上げていく工程が溶接組立です。まるでプラモデルを組み立てるかの様に図面を見ながら、どこを溶接するのか、どこに板が付くのかを綿密に作業していきます。
また、溶接は時の如く、熱の力で母材を溶かしてくっ付けます。これにより鉄板が熱の影響を受けて歪みが発生します。BBQの時の肉を焼く鉄板のようになってしまいます。こうなってしまっては製品になりませんので、熱の入り具合、溶接箇所の順序、熱をかける時間など、あらゆる条件を加味して溶接を行っております。正に職人技と言えます。
更に弊社では、製品の特性や用途に合わせて、溶接方法を、・スポット溶接・半自動溶接・Tig溶接の3種類を準備し、お客様の期待に答えます。
STEP6. 塗装
板金工程から折り曲げられた製品や、溶接組立工程から組み上げられた製品は、塗装工程に入ります。
塗装をする事で、サビを防ぎ、製品の美観と使用年数を引き上げられます。メーカーより塗装の厚さ(膜厚)の指示があり、その数値になる様、職人により塗料の散布量を微妙に変えながら塗膜を厚くしていきます。まさに経験値が必要となる職人技です。
塗装の色が変わる度に、扱う工具も洗浄が必要になります。弊社では効率良く作業を進める為に4つの塗装ブースを設けています。更に塗装品を乾燥させておく乾燥炉は3室あります。また粉を焼き付けて塗装を行う粉体塗装は5機あり、高効率に筐体の焼付塗装を施しています。
STEP7. 検査出荷
塗装された製品は、最終工程である製品検査を行います。
外観寸法から内側骨組みの寸法・膜厚まで厳しいチェックが行われます。見事、外観・寸法とものクリアーした良品は、いよいよ出荷となります。
製品をトラックに積み込み、養生をしてお客様のご指定の場所まで配送致します。